勉強が苦手。どうやって勉強すればいいかわからない。こういった子どもはけっこうたくさんいます。こうした子どもたちにお勧めしたいのが「なぞり書き」勉強法です。やり方は、教科書や参考書の大切なところや問題集の解説などをコピーしてそれを鉛筆でなぞらせるだけです。
文字が小さいとなぞりにくいので、拡大コピーするのがコツです。拡大コピーした紙に直接書くのではなく、トレーシングペーパーを重ねて、そこに書く方法もあります。
なぞり書きの効果はたくさんあると思います。
1.やることが明確で取り掛かりのハードルが低い
2.書いたものが溜まっていくので、勉強したという達成感がある
3.勉強のひとつのパターンを覚えるので、勉強の習慣化につながる
4.書いている間に今まで気づかなかったことに気づく
5.書くことで記憶に残り、勉強の内容が定着する
6.促音や拗音の書き方、句読点や括弧の使い方、改行の仕方など、表記能力が上がる
7.指の筋肉が鍛えられて書字能力が上がる
ただし、とにかく書くことが苦手、という子にはあまり向いていないのでご注意を!