数のしくみの理解は、「十進位取り記数法」がもとになります。そのためには、まず「10ずつのまとまり」を意識して数えることが重要です。教材の中で「10だけ囲む」という指示がある問題は、10進数の理解にもつながる問題です。
また、数系列の学習で「10の次はいくつ?」「10の前はいくつ?」といった問いかけをしておくと効果的です。当たり前のようですが、数が1ずつ増える、1ずつ減ることは、数の仕組みの基本です。特に、10前後の数でしっかりしくみを理解しておくことが位の変化や繰り上がり・繰り下がりの理解につながります。