夏までの基礎固め 幼児から低学年の学習について②
新たな学力観に向けて今から準備を!
現在、年長から1.2年生の子供たちが小学校中高学年になるころに新学習指導要領が全面実施となり、そのときの学習内容は、今よりも求められるものが「質も量も」多くかつ深くなります。もともと学習内容に抽象的内容が多くなる中学年は、「9歳の壁」といわれ、子供たちの学力に大きな差がつき始めるころです。その前の学習の基礎固めとして、幼児期から低学年の学習が、ますます重要になることは確実です。
新学習指導要領は、2020年から向こう10年間の日本の教育行政の羅針盤となるものです。それが示された今から、準備を始めることが、「新たな時代の学力」の地固めになっていくでしょう。