夏までの基礎固め 幼児から低学年の学習について数回に分けて連載していきます。
これからの学習はどのように変わるのか・・・。
新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」「どう学ぶか」という質的な転換に大きく力点が置かれました。それとともに英語の拡充により、小学校6年間の総授業数は、学校週5日制が完全実施された2002年以前と同じ水準にまで増えることになりました。
また、幼稚園、小中学校それぞれの改定案には、「前文」が新設されました。そのなかでは、「社会に開かれた教育課程」という視点とともに、「多様な人々との協働」「持続可能な社会の創り手となる」といったメッセージが盛り込まれています。
つまり、新指導要領では、「習得する知識や技能の量は減らさず、授業のあり方の見直しによって思考力・判断力・表現力の育成がより強化されるとともに、主体性や協働性などの人間性を育みながら、「社会の中で生きる力」を身に付けることが目指されることになります。
続く~